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    讃岐うどんの起源
    うどんの伝来
    麺は、奈良時代に中国から伝わったとされている。
    延暦二十三年(八〇四)に入唐し、一年三ヶ月、唐の長安に滞在し、大同元年(八〇六)に帰国している。その時、持ち帰ったうどん粉を原料に皮を作り、その中にあんを入れた唐菓子のこん飩が、うどんの源流になっている。香川県中部を北流する綾川流域の滝宮(綾南町)に空海のおいにあたる智泉大徳という僧がいた。空海は、智泉に唐の麺の作り方を教えた。智泉は、覚えて帰り両親にごちそうしたと伝えられている。空海の讃岐うどんの伝来説は、この辺りから来たともいわれている。

    うどん屋の出現
    讃岐に初めてうどん屋が現れたのは、およそ三百年前の元禄時代である。大坂にうどん屋が出現した頃(元禄・享保)にはもう讃岐では、うどん屋が店を出していた。今に近いうどんとなったのは約五百年前の室町時代中頃。上流階級の間に普及し、やがて大衆の生活に浸透していった。讃岐に早く深く浸透していった理由は、気候に恵まれ、良質の小麦、塩が手元にそろっていたからであろう。
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